5月22日
合同授業にてⅠ組のパトリック・ハイアームズがリィンに絡んできます。四大名門の1つ、ハイアームズ侯爵家の3男坊、それがパトリック。
リィンが実はシュバルツァー男爵家の人間と知り、貴族生徒専用のサロンに招待しようと勧誘に来ました。
リィン自身は正直ウゼェと思っていますが、どう断ったものかと思っていたところ、ユーシスが助け舟を出してくれました。
「ハイアームズ家の三男殿は派閥ゴッコがお好きらしい。そういう話は、まず最初に俺に声をかけるのが筋じゃないのか?」
ハイアームズは侯爵、アルバレアは公爵、ユーシスの家の方が格が上なのでパトリックはすごすごと去っていきますw
ユーシスは、先月の実習での身内の不始末を詫びる形で、リィンに助け舟を出した模様。ケルディックはアルバレア公爵家が領主ですからね。
放課後、マキアスに話しかけるリィンですが、マキアスは冷徹な態度でリィンに接してきます。
「僕が放課後をどう過ごそうが、君に何の関係がある?」
理由は、リィンが自分の家のことを隠していたことです。貴族コンプの強いマキアスには許せないことなのでした。
「別に、あっさりと騙された僕が間抜けだっただけさ。この際、君が貴族であるかどうかは関係ない。だが、嘘をつく人間を信用することはできない」
貴族であるかどうかは関係ない?w
貴族コンプのくせにwww
校門を出ようとすると、先月に50ミラをパクった先輩クロウと、導力バイクに跨って走るアンゼリカと出会います。
アンゼリカ・ログナーは四大名門の1つログナー侯爵家の娘ですが、貴族然としたところはまったく見られず好き勝手に生きています。そして可愛い女の子には目がないという百合の毛がありますw
クロウ・アームブラストは平民クラスの生徒ですが、この2人と生徒会長のトワ、技術棟にいるジョルジュは、昨年Ⅶ組の前身としてARCUS運用に携わった4人なのです。今はそれぞれクラスも違いますが、名実ともにリィンたちの『先輩』に当たるわけですね。
5月23日 自由行動日
先月に続いて旧校舎の探索です。
内装が変わっているどころの騒ぎじゃありませんw
先月には無かったエレベーターがありますwww
エレベーターに乗って地下2層へ降ります。今月は地下2層の探索となるようです。
今回の調査結果を学院長に報告。
歴代の学院長は、ドライケルス大帝から「来たる日まで旧校舎を保存せよ」という言い伝えを護ってきたとのこと。どうやらドライケルス大帝や槍の聖女リアンヌ・サンドロットと関わりがあるらしい。
槍の聖女とは、鉄騎隊を率いて大帝とともに獅子戦役で活躍した救国の武人。のちにさらに語られるのでここでは割愛。
町で上品な黒猫に出会います。
この黒猫、実は重要人物?だったりしますがw
今のところはスルーで。
5月26日 実技テスト
先月に続いて戦術殻との対戦。
先に実技に臨んだリィン、アリサ、ラウラ、ガイウスの4人に比べ、残る5人の方は苦戦した模様。理由はもちろん、マキアスとユーシスの不仲による体たらくですw
その後に週末の実習地と班分けが発表されますが…。
※A班
リィン、エマ、マキアス、ユーシス、フィー
実習地:公都ハルバート
※B班
アリサ、ラウラ、エリオット、ガイウス
実習地:旧都セントアーク
確信犯すぎる采配www
前回の班分けからリィンとガイウスが交代しただけですw
当然のことながら文句が出ます。
マキアスはユーシスとまた同じ班になっていること。そして公都ハルバートはそのユーシスの父親であるアルバレア公爵家の領地。貴族嫌いのマキアスが納得するはずがありません。それに対してサラ教官は、異議があるなら実力行使で来いと言ってきます。
マキアスにユーシス、そしてリィンを加えた3人とサラ教官のマッチ。サラ教官の圧倒的な実力の前に手も足も出ませんw
というわけで、異議は却下www
5月29日 特別実習1日目
出発の時間ですが、マキアスとユーシスの関係は相変わらず険悪。あまり前面に出たがらない委員長エマと、マイペースで呆けてばかりのフィー。ものすごく前途多難な面子ですw
電車の中でもいがみ合う2人。そこにリィンは言葉を発します。
先月の特別実習でB班が散々だったこと。また同じことを繰り返すのかと。Ⅶ組は寄せ集められた面子であり、立場も考え方も違っているのを認めた上で、『友人』ではなく『仲間』として行動を共にすべきではないのか。アリサやガイウスたちB班に負けないための仲間として行動すべきではないのか、と。
マキアスもユーシスも基本的には負けず嫌いの性格。ここは一時停戦してA班の仲間として行動することを誓います。そんなに上手くいくかねw
ユーシスの口から語られるバリアハート。
クロイツェルン州の中心都市。名実ともに貴族による貴族のための町。町のすべてに公爵の息がかかっているといっても過言ではないという。
ここで今回のメンバーの紹介を改めて
マキアス・レーグニッツ
レーグニッツ帝都知事の息子で、貴族コンプ満載の優等生。この年次の次席入学です。
貴族嫌いな理由は父親が貴族派と対立している理由以外にもありますが、それはのちに語るとしましょう。
担当声優は、シーザー・ツェペリの人ですねw
このキャラが細谷だったから確信犯だったのですけどねwww
ユーシス・アルバレア
アルバレア公爵家の次男。貴族らしい傲慢な態度を見せますが、本当のところではある事情からコンプレックスを持っています。その事情は2章で明かされます。
とりあえずポケットに手を突っ込むのやめれ~w
エマ・ミルスティン
首席入学の優等生で、Ⅶ組の委員長です。実はある理由で士官学院へ入学してきたのですが…。
かなり謎を秘めたミステリアスな女の子です。閃の軌跡ではまだそのすべてが明かされていませんw
もう、明らかに委員長体質というか御淑やか系ですね。早見沙織だしw
フィー・クラウゼル
リィンたちより2歳年下ですが、特別な計らいでⅦ組に在籍する少女。普段は呆けていて何処ででも昼寝をする体質。担任であるサラとは昔馴染みゆえに、サラと呼び捨てにしています。
声優はイカ娘w
しかし、キャラ自体がいわゆる無機質系なので、普段とは違う声質ですね。
私は基本、無機質系は嫌いなのですが、軌跡シリーズに限っていえばむしろ可愛いと思ってしまいますw
前作のティオもかなり萌えでしたしwww
列車が到着すると、ユーシスの兄であるルーファス・アルバレアが出迎えに参上します。
普段は不遜な態度のユーシスも、兄の前では弟くんですw
ホテルまでリムジンで移動w
その道中にルーファスはⅦ組の面々と会話をします。
特にリィンの父であるテオ・シュバルツァー男爵には若い頃に色々と作法を教わった旧知の仲らしいです。
敵対関係であるレーグニッツ帝都知事の息子であるマキアスにも嫌悪の態度を見せない、いわゆる『できた』人物ですね。それゆえに底が計り知れないわけですがw
所用で帝都へ向かう兄ルーファスはそこで別れ、ホテルにチェックインします。駅員、そしてホテルの支配人など、ユーシスがいることで何かと特別扱いしようとすることにユーシス自身がうんざりしています。それには理由があるのですが…。
基本、クエストに関することはレビューには載せない方向ですが、今回はちょっとした理由があるので載せます。
婚約指輪に天然の宝石ドリアード・ティアをつけたいという旅行者の依頼をこなすリィンたち。その情報をくれるのが偶然?居合わせたブルブラン男爵ですw
そう、空の軌跡SCでエステルたちの前に立ちふさがった結社・身食らう蛇の執行者No.10<怪盗紳士>ブルブランですねw
当然のことながら、リィンはその正体を知りませんが。
ブルブランの情報通り、北クロイツェルン街道でドリアード・ティアを入手。その後、旅行者のところへ持って行きますが…。
依頼人を差し置いて、貴族が出しゃばってきて、あろうことかリィンたちが持ってきたドリアード・ティアを食べてしまいますw
どうやら天然宝石としての価値の他に、滋養強壮の効果があるというらしいw
貴族は依頼人に金でドリアード・ティアの入手権利を強引に買い取ったという事情が発覚。この町が優雅な風景とは裏腹にドス黒い貴族のクズっぷりが蔓延しているところを垣間見る瞬間でした。
次の任務はオーロックス峡谷道の手配魔獣の討伐。
討伐後の報告は依頼主であるオーロックス砦の兵士のところへ行かねばなりません。
戦術リンクが未だ結べないマキアスとユーシスは、この手配魔獣との実戦でどうにかするとアタッカーを担当。
しかし、戦闘の途中で戦術リンクが切れ、戦闘後に口論。そしてまだ生きていた魔獣の断末魔的反撃でリィンが肩を負傷するといった事態に。
この傷の治療に、エマが不思議な力を使いますが、それについてはまだ明かされませんw
オーロックス砦についたリィンたち。ユーシスは久々に訪れた砦の軍備が異常なまでに強化されていることに気づき、憤りを感じます。
鉄血宰相ギリアス・オズボーンの革新派と、四大貴族を中心とする貴族派の水面下の争い。それが現状の砦に顕れているのです。
帰りの道中、砦からけたたましくサイレンがなり、砦の方角から謎の飛行物体が飛んでいく姿を目撃しますw
その後すぐに領邦軍の車両がリィンたちに追いつき、先ほど砦に侵入者が入ったとの報せが。銀色の飛行物体が飛んでいったことを教えると、急いでそちらへ向かう領邦軍たち。
まあ、追いつけないけどなw
バリアハートに戻ってきてレポートの作成に取り掛かろうとホテルに戻ろうとするリィンたちですが、ユーシスの父親の車が通りかかります。ユーシスは父親に挨拶しようと駆け寄りますが、挨拶は無用とあしらわれてしまいます。
同じⅦ組のクラスメイトの紹介すらも、必要ないと跳ね除けて、アルバレアの家を汚すことだけはするなと言い残して去っていきます。
後編に続く…
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ゲーム感想 閃の軌跡 2章:麗しき翡翠の都 前編
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