では、エレボニア帝国を舞台とする閃の軌跡のレビューを始めていきます。
時間軸は前々作の零の軌跡、前作の碧の軌跡と同系列になります。つまり、クロスベル自治州でロイド・バニングスたち特務支援課が活躍していた頃の、エレボニア帝国内での物語となっております。
序盤のプロローグ、
七耀暦1204年8月31日
ガレリア要塞で起きるテロ事件については、のちにもう一度でてきますので省略。
事件の5ヶ月前
3月31日
エレボニア帝国の帝都ヘイムダルより400アージュ東の小都市トリスタ。そこに設立されているトールズ士官学院に、主人公リィン・シュバルツァーが入学するところから物語はスタートします。
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列車によりトリスタの街へ降り立つリィン。
最初に感じた違和感は、自分と他の入学生との制服の色の違いです。偶然、出会った金髪の少女(アリサ)とは同じですが、周囲を見渡すと緑の制服ばかりなのです。
疑問を感じつつも学院の門に足を踏み入れるリィン。
緑の制服を着た小柄な少女と、つなぎを着た太っちょの男に声をかけられ、所持していた武器(刀)を一度預けることになります。
入学式ではヴァンダイク学院長の話が流れます。
トールズ士官学院が設立されたのは今より220年前、創立者はドライケルス大帝。獅子戦役を終結させたエレボニア帝国、中興の祖です。
このあたりについては、また後ほど…。
この士官学院では貴族と平民では別々のクラスを割り当てられます。というか、エレボニア帝国はれっきとした貴族社会のため、身分による分け隔ては当然なのです。
貴族の子弟の新入生はⅠ・Ⅱ組で白い制服を着ます。平民の新入生はⅢ~Ⅴ組で緑色の制服なのです。
では、リィンたち赤い制服の新入生は?
入学式を終えると、各自散らばった中、赤い制服の新入生だけが講堂に取り残されます。
そこへ赤い髪の女性教官が話しかけてきて、これから特別オリエンテーリングに参加してもらうので、ついてこいと指示が出されます。
いかにも幽霊とか出そうな旧校舎に連れられて、赤い髪の女性教官が自己紹介します。
サラ・バレスタイン、リィンたちⅦ組の担任である、と。
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戸惑う赤い制服の入学生たち。
何故なら、先述した通り、トールズ士官学院は貴族クラス2組と平民クラス3組の計5組という体制だからです。
サラ教官の説明は続きます。
今年から新たにもう1つのクラスが設立されたとのこと。
身分に関係なく選ばれた特科クラスⅦ組。
っていうか6はないのか?www
その話を聞いて驚く生徒もいれば、憤る生徒もいます。
身分によって分け隔てされた貴族社会において、貴族と平民が同じ立場で学業を臨むということは本来ならありえないからです。
いきなりユーシス・アルバレアとマキアス・レーグニッツが一触即発の険悪なムードになります。
ユーシスはエレボニア帝国の四大名門の1つ、アルバレア公爵家の子息であり、マキアスは平民の子。マキアスはとある事情から貴族を毛嫌いしており、その影響で双方がぶつかることに。
サラ教官が仲裁に入って、どうにか矛を収めることになりますが。
オリエンテーリング開始。
いきなり床が崩れて地下に落とされますw
一人だけとっさに難を逃れた銀髪の少女がいますが、サラ教官にたしなめられて下に落ちることに。
階下では、いきなりリィンがラッキースケベ発動w
金髪の少女アリサの胸に顔を埋めるというアクシデント発生。
気づいたアリサにビンタされるのはお約束ですw
気を取り直して、サラ教官から、戦術オーブメントに連絡がきます。アーツ(導力魔法)を使うだけでなく、携帯電話機能も備えている便利な新型ですw
導力メーカー「エプスタイン財団」と軍需産業「ラインフォルト社」が共同開発した、第五世代戦術オーブメントARCUSというのが正式名称。
各々が一度預けた武器が返還され、ARCUSにクォーツをセットしてアーツが使えるようになった時点で、特別オリエンテーリングが開始。
魔獣が出るダンジョン区画である地下1階から地上まで脱出すること。いきなり実戦形式ですw
別に生徒同士で行動を禁じられていませんが、先ほどのユーシスとマキアスは勝手に先に進んでいってしまいます。サラ教官のトラップを回避した銀髪の少女も、勝手に先に進んでしまい、取り残されるリィンたち9人中6名。
男子と女子でそれぞれチームを組むことが決まり、リィンはまず、エリオットとガイウスと組むことになりました。
道中、先行していたマキアスが戻ってきて、先走った行動をしたと謝罪してきます。しかし貴族コンプは抜けないらしく、リィン、エリオット、ガイウスに身分を聞いてきますw
エリオットは平民、ガイウスは身分も何も、そもそも帝国の外からやってきた留学生。
リィンは含みのある言い方をしました。
「少なくとも高貴な血は流れていない。そういう意味では皆と同じと言えるかな」
さらに進むと、女子3人組と出くわして、名乗ってきます。
青髪のポニテっ子は、ラウラ・S・アルゼイド。
レグラムを統治しているアルゼイド子爵の子女です。ヴァンダール家と並ぶと武の名門で、ラウラ自身も大剣を振りかざします。今回メンバーでもっとも攻撃力に特化したキャラですね、女子なのにw
眼鏡のお下げっ子は、エマ・ミルスティン。
辺境出身で奨学金頼りで入学。
今年の首席入学者です。座学では優等生ですね。
金髪ツーサイドの子はアリサ・Rと名乗ります。
どうやらラインフォルトという名前は隠したいみたいでw
「宜しくしたくない人もいるけど。まあ、それ以外はよろしく」
先ほどのアクシデントが尾を引いていますw
合流はしたものの、別行動で地上を目指すことになります。
銀髪の小柄な少女、フィー・クラウゼルにも再会しますが、「別に慣れてるから」と素っ気無い態度でそのまま一人で先行していってしまいます。明らかに身体能力が普通じゃありませんw
さらに先に進むと、ユーシス・アルバレアがいます。
一人で大勢のモンスターを駆逐できるほどの剣捌き。
とりあえず、片手をポケットに突っ込みながら剣を振るうのはやめれ~www
独断先行したくせに仲間と連れ歩いているマキアスに、ユーシスは皮肉を言います。またもこの二人で衝突w
ユーシスはマキアスの出自を言い当てます。レーグニッツ帝都知事の息子であると。帝都ヘイムダルを管理する初の平民出身の行政長官カール・レーグニッツがマキアスの父親。
「ただの平民と言うには、少しばかり大物すぎるようだな?」
レーグニッツ知事は、鉄血宰相ギリアス・オズボーンの盟友で『革新派』。四大名門を筆頭とする『貴族派』とは事あるごとに対立している関係。
マキアスの露骨な貴族嫌悪の態度は『わかりやすい』と、ユーシスが罵ります。
選択肢がありますが、ここはリィンが父親の話題を出すのは品がないと、ユーシスを諌める形にしときますw
この方が正しいと思うので。
あ、いや決して私がユーシスがあまり好きではないのとは関係ありませんよ?w
1階への出口で大型モンスターが登場。
全員が合流して切り抜けます。
ARCUSに秘められた戦術リンク(互いに動きを察知して連携を決める特殊能力)が発動します。
サラ教官は、この9人が選ばれた理由はARCUSの適正値が高かったからだと言います。まあ、それだけではないのですがw
一応、Ⅶ組への参加は自主性を重んじていますが、全員参加する方向に。それぞれ、思惑があってこの学院に進学してきていますし。
それらを眺めるのはヴァンダイク学院長と、軌跡シリーズではもはやお馴染みのオリヴァルト皇子w
「ひょっとしたら、彼らこそ光となるかもしれません。動乱の足音が聞こえる帝国において、対立を乗り越えられる唯一の光に」
ここでOPです。
↓クリック
OP動画
ここで序章が終了しますので、レビューも一度切りますね。
時間軸は前々作の零の軌跡、前作の碧の軌跡と同系列になります。つまり、クロスベル自治州でロイド・バニングスたち特務支援課が活躍していた頃の、エレボニア帝国内での物語となっております。
序盤のプロローグ、
七耀暦1204年8月31日
ガレリア要塞で起きるテロ事件については、のちにもう一度でてきますので省略。
事件の5ヶ月前
3月31日
エレボニア帝国の帝都ヘイムダルより400アージュ東の小都市トリスタ。そこに設立されているトールズ士官学院に、主人公リィン・シュバルツァーが入学するところから物語はスタートします。

列車によりトリスタの街へ降り立つリィン。
最初に感じた違和感は、自分と他の入学生との制服の色の違いです。偶然、出会った金髪の少女(アリサ)とは同じですが、周囲を見渡すと緑の制服ばかりなのです。
疑問を感じつつも学院の門に足を踏み入れるリィン。
緑の制服を着た小柄な少女と、つなぎを着た太っちょの男に声をかけられ、所持していた武器(刀)を一度預けることになります。
入学式ではヴァンダイク学院長の話が流れます。
トールズ士官学院が設立されたのは今より220年前、創立者はドライケルス大帝。獅子戦役を終結させたエレボニア帝国、中興の祖です。
このあたりについては、また後ほど…。
この士官学院では貴族と平民では別々のクラスを割り当てられます。というか、エレボニア帝国はれっきとした貴族社会のため、身分による分け隔ては当然なのです。
貴族の子弟の新入生はⅠ・Ⅱ組で白い制服を着ます。平民の新入生はⅢ~Ⅴ組で緑色の制服なのです。
では、リィンたち赤い制服の新入生は?
入学式を終えると、各自散らばった中、赤い制服の新入生だけが講堂に取り残されます。
そこへ赤い髪の女性教官が話しかけてきて、これから特別オリエンテーリングに参加してもらうので、ついてこいと指示が出されます。
いかにも幽霊とか出そうな旧校舎に連れられて、赤い髪の女性教官が自己紹介します。
サラ・バレスタイン、リィンたちⅦ組の担任である、と。

戸惑う赤い制服の入学生たち。
何故なら、先述した通り、トールズ士官学院は貴族クラス2組と平民クラス3組の計5組という体制だからです。
サラ教官の説明は続きます。
今年から新たにもう1つのクラスが設立されたとのこと。
身分に関係なく選ばれた特科クラスⅦ組。
っていうか6はないのか?www
その話を聞いて驚く生徒もいれば、憤る生徒もいます。
身分によって分け隔てされた貴族社会において、貴族と平民が同じ立場で学業を臨むということは本来ならありえないからです。
いきなりユーシス・アルバレアとマキアス・レーグニッツが一触即発の険悪なムードになります。
ユーシスはエレボニア帝国の四大名門の1つ、アルバレア公爵家の子息であり、マキアスは平民の子。マキアスはとある事情から貴族を毛嫌いしており、その影響で双方がぶつかることに。
サラ教官が仲裁に入って、どうにか矛を収めることになりますが。
オリエンテーリング開始。
いきなり床が崩れて地下に落とされますw
一人だけとっさに難を逃れた銀髪の少女がいますが、サラ教官にたしなめられて下に落ちることに。
階下では、いきなりリィンがラッキースケベ発動w
金髪の少女アリサの胸に顔を埋めるというアクシデント発生。
気づいたアリサにビンタされるのはお約束ですw
気を取り直して、サラ教官から、戦術オーブメントに連絡がきます。アーツ(導力魔法)を使うだけでなく、携帯電話機能も備えている便利な新型ですw
導力メーカー「エプスタイン財団」と軍需産業「ラインフォルト社」が共同開発した、第五世代戦術オーブメントARCUSというのが正式名称。
各々が一度預けた武器が返還され、ARCUSにクォーツをセットしてアーツが使えるようになった時点で、特別オリエンテーリングが開始。
魔獣が出るダンジョン区画である地下1階から地上まで脱出すること。いきなり実戦形式ですw
別に生徒同士で行動を禁じられていませんが、先ほどのユーシスとマキアスは勝手に先に進んでいってしまいます。サラ教官のトラップを回避した銀髪の少女も、勝手に先に進んでしまい、取り残されるリィンたち9人中6名。
男子と女子でそれぞれチームを組むことが決まり、リィンはまず、エリオットとガイウスと組むことになりました。
道中、先行していたマキアスが戻ってきて、先走った行動をしたと謝罪してきます。しかし貴族コンプは抜けないらしく、リィン、エリオット、ガイウスに身分を聞いてきますw
エリオットは平民、ガイウスは身分も何も、そもそも帝国の外からやってきた留学生。
リィンは含みのある言い方をしました。
「少なくとも高貴な血は流れていない。そういう意味では皆と同じと言えるかな」
さらに進むと、女子3人組と出くわして、名乗ってきます。
青髪のポニテっ子は、ラウラ・S・アルゼイド。
レグラムを統治しているアルゼイド子爵の子女です。ヴァンダール家と並ぶと武の名門で、ラウラ自身も大剣を振りかざします。今回メンバーでもっとも攻撃力に特化したキャラですね、女子なのにw
眼鏡のお下げっ子は、エマ・ミルスティン。
辺境出身で奨学金頼りで入学。
今年の首席入学者です。座学では優等生ですね。
金髪ツーサイドの子はアリサ・Rと名乗ります。
どうやらラインフォルトという名前は隠したいみたいでw
「宜しくしたくない人もいるけど。まあ、それ以外はよろしく」
先ほどのアクシデントが尾を引いていますw
合流はしたものの、別行動で地上を目指すことになります。
銀髪の小柄な少女、フィー・クラウゼルにも再会しますが、「別に慣れてるから」と素っ気無い態度でそのまま一人で先行していってしまいます。明らかに身体能力が普通じゃありませんw
さらに先に進むと、ユーシス・アルバレアがいます。
一人で大勢のモンスターを駆逐できるほどの剣捌き。
とりあえず、片手をポケットに突っ込みながら剣を振るうのはやめれ~www
独断先行したくせに仲間と連れ歩いているマキアスに、ユーシスは皮肉を言います。またもこの二人で衝突w
ユーシスはマキアスの出自を言い当てます。レーグニッツ帝都知事の息子であると。帝都ヘイムダルを管理する初の平民出身の行政長官カール・レーグニッツがマキアスの父親。
「ただの平民と言うには、少しばかり大物すぎるようだな?」
レーグニッツ知事は、鉄血宰相ギリアス・オズボーンの盟友で『革新派』。四大名門を筆頭とする『貴族派』とは事あるごとに対立している関係。
マキアスの露骨な貴族嫌悪の態度は『わかりやすい』と、ユーシスが罵ります。
選択肢がありますが、ここはリィンが父親の話題を出すのは品がないと、ユーシスを諌める形にしときますw
この方が正しいと思うので。
あ、いや決して私がユーシスがあまり好きではないのとは関係ありませんよ?w
1階への出口で大型モンスターが登場。
全員が合流して切り抜けます。
ARCUSに秘められた戦術リンク(互いに動きを察知して連携を決める特殊能力)が発動します。
サラ教官は、この9人が選ばれた理由はARCUSの適正値が高かったからだと言います。まあ、それだけではないのですがw
一応、Ⅶ組への参加は自主性を重んじていますが、全員参加する方向に。それぞれ、思惑があってこの学院に進学してきていますし。
それらを眺めるのはヴァンダイク学院長と、軌跡シリーズではもはやお馴染みのオリヴァルト皇子w
「ひょっとしたら、彼らこそ光となるかもしれません。動乱の足音が聞こえる帝国において、対立を乗り越えられる唯一の光に」
ここでOPです。
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ここで序章が終了しますので、レビューも一度切りますね。