レイポイントではそれぞれ、リルカ、ブラッド、ティム、カノンの心象が出てきます。この作品のテーマに触れていた、ブラッドとティムについてのみ語りますね。
※ティム
何故、ティムは生贄になる方法を選ばなかったのか?
今のファルガイアを取り巻く危機を解決するのに一番早い方法なのに?
ティムはそれについて言います。
自分は死ぬのが嫌なわけではない。もしここで自分が生贄になっても、次にファルガイアの危機が訪れば、今度はもう一人の柱の資質を持つコレットが生贄にされてしまう。その時になって自分が傍にいなくて彼女を守れないのは嫌だ、と。
※ブラッド
ブラッドかつての親友であるビリーとの思い出の邂逅が描かれます。
アシュレーやティムのように、英雄ブラッドもまた今までとは違う結論に辿り着きます。
英雄は力そのものではなく力を束ねる象徴であるべきだと。
英雄は与えてくれるモノでもすがりつくモノでもない。
ちなみにネタバレというか、ここまでプレーした人なら気づいているかもしれませんが、実はブラッドとビリーは反対です。ネームタグを交換しており、その状態で捕まったため、今のブラッドがビリー・パイルダーです。そして車椅子で廃人になっているビリーが本物のブラッド・エヴァンスです。
レイポントを解放し、マナの牢獄が完成。そこへ侵食異世界カイバーベルトを封じ込めます。
マナの牢獄トラペゾヘドロンへ乗り込むARMSたち。
しかしARMSが倒したのはカイバーベルトの一部に過ぎませんでした。コア部分が封じられる直前に自身の一部を解離し、それのみがトラペゾヘドロンに囚われていただけだと。
もう一度同じ作戦を…と考えるものの、大量のマナを消費してしまったため、不可能。新しい作戦もままならないまま、休息へ。
一人作戦を練るアーヴィング。
トラペゾヘドロンによるカイバーベルト捕縛作戦は失敗したが、着眼点は間違っていない。
ロードブレイザーを内包したアシュレーのように、同じやり方でカイバーベルトを封じる。そのために、かつて研究していた降魔儀式を用いることを決断。
アーヴィングは双子の妹アルテイシアを呼びつけ、剣の聖女としてではなく滅びの聖母になってほしいと願います。
妹アルテイシアはそれを了承しました。
っつーか、こいつマジでブラコンw
ARMSに与えられた次の任務は、ハルメッツ東部に発生したモンスター退治。
ファルガイア全体が危機というこの状況で、何故そんな任務が下るのかという疑問を感じつつも、行動することに。
向かった先には墜落したヘイムダル・ガッツォーの残骸がありました。そこにはまだ完全に壊れていないコンピューターが残っており、オデッサの活動内容について記された情報が出てきます。
まず、オデッサがテロ活動を行なうにあたっての資金源。
オデッサの活動をバックアップしていた貴族がいるという事実。
降魔儀式の術式と、魔鍵ランドルフを提供したのもその貴族。
そして新設する特殊部隊を儀式の実験として使うことを指示。
部隊の設立日程、式典会場もオデッサにリークされていた。
これらの情報に困惑するARMS。
ヴァレリアシャトーに帰還すると、アーヴィングの書き置きがありました。
ファルガイア中心核域にて最終決戦を取るのでAMRS全員に来るように、それが最終任務であると。
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ゲーム感想 ワイルドアームズ2…13(トラペゾヘドロン)
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