さて、プロローグ後編です。
一日で掃除が完了して、マスターのために紅茶を淹れるアーチャー。
まるで執事ですね。
赤執事w
サーヴァントは霊体なので姿を消すことができます。なので昼間も連れ歩くことが可能。もちろん戦闘中は姿を見せないと無理ですが。
というわけで街の案内。
サーヴァントは召喚された時点で、現代の基本的な情勢は頭の中に組み込まれる仕組み。たとえば中世の英雄が、テレビやパソコンを見て驚くなんてことはありません。ですが、細かいことはわからない。今後は戦場となる街の案内は必須といえるでしょう。
夜、街で知り合いに出くわして隠れます。
桜ですね。
って相手の男はwww
サーヴァント召喚後も普通に学校に行きます。
聖杯戦争は秘匿されるべきものなので、昼の人気の多いところでは戦わないのが基本。あくまで冷静沈着なマスターは、ですけどねw
もし学校で敵に出くわしたらどうするのかというアーチャーの問いに、凛はこの界隈では魔術師の家系は自分ともう1つだけ。そしてそのもう1つは魔術師の家系としては落ちぶれているしマスターですらないので安心と答えます。
まあ、実際には学校関係者の中にマスターが4人もいるわけですがw
凛は学校に入った途端、違和感を感じました。
学校全体に結界が張られる準備ができているのです。ただ、発動までに他人に悟られるようでは三流の魔術師であると結論。
夜には学校の結界を解除すべく奔走。
結界は一度発動すると、内部にいる一般人を溶かしてにじみ出る魂を強制的に集める。
サーヴァントは基本ソウルイーター(魂食い)。マスターの魔力提供によってのみ存在が許されます。こういう仕掛けをするということは、マスターの魔力提供が少ないから補うケース、もしくはさらにエネルギーを充填して強くなろうとするタイプか。
屋上で結界の処理をしていると、ランサーが登場します。
兄貴キタ━━━━(゚∀゚)━━━━!!
屋上から下に飛び降り、着地をアーチャーに任せて広い場所に逃げます。
運動場で一騎打ちになります。
相手がアーチャーだと知ったランサーは「弓を出せ」と言いますが…。
普通に近接戦闘w
基本的に、魔術師といえど生身の人間であるマスターは、サーヴァント同士の戦闘には介入できません。戦闘力があまりにも違いすぎます。しかし、サーヴァントはマスターの魔力提供によって現界していられるので、マスターがやられてしまうとアウト。
なので最初にアーチャーが言ったように、屋敷に引っ込んでサーヴァントだけに戦わせるというのも立派な戦略の1つなのです。
もし、マスターが聖杯戦争に直接参戦するのであれば、サーヴァント同士を掛け合わせている間に、それぞれのマスター同士が魔術戦に持ち込むといったところでしょう。Fate/Zeroではそういうシーンが結構ありましたね。
アーチャーの剣はランサーの槍によって破壊されてしまいますが、すぐに新しい剣を作り出して戦います。
デュアルソードなアーチャーw
原作ゲームをプレー時にはホゲェッ!と唸ったものですw
「てめぇ、どこの英雄だ? 二刀使いの弓兵なんぞ聞いたことがねぇ」
そりゃそうだろwww
そんなん現実にいないってばw
「そういう君はわかりやすいな。槍兵には最速の英雄が選ばれるというが、君はその中でも選りすぐりだ。これほどの槍手は世界に3人といまい。加えて獣のごとき敏捷さといえば、おそらく一人」
ランサー、本気モードに突入。
宝具はそのままでも武器として使えますが、その本領を発揮する時は武器の真名を告げなければいけません。一撃必殺の威力を持ちますが、同時に武器の名を相手に知られることで、その発端となる本人の正体までもバレてしまいます。
正体がバレると、その英雄がどうやって死んで歴史に埋もれたのかもわかり、弱点に繋がりかねない。それを隠すために、マスターは普段から使役するサーヴァントを真名ではなくクラス名で呼ぶようにしているのです。
宝具の解放は、まさに諸刃の剣というわけですね。
その様子を見ていた一般人がいました。(現時点ではですがw)
聖杯戦争は参加者以外には知られてはいけないルール。目撃者がいれば消去の対象です。ランサーはその一般人を追っていきました。
一般人に犠牲を出したくないと考える凛は、すぐさまにランサーを追いますが…。
既に殺られた後でした。
「アーチャー、ランサーを追いかけて。せめてマスターの顔ぐらい把握しないとわりが合わない」
そして凛は犠牲者に近づきます。
まだ息はありますが、もう今にも死にそう。せめて看取るくらいはしようと凛は犠牲者を拝顔しようとします。
ショックを受ける凛。知り合いでしたので。
「やめてよね。なんだってあんたが。寄りによってこんな日に、こんな時間に。明日からどんな顔であの子に会えばいいのよ」
凛は父の残した宝石を手にします。まだ、助けられると。
大魔術師だった父が残した宝石に込められた魔力を使えば、瀕死の重傷の犠牲者を助けることができます。
その後、遠坂邸に戻り、ソファーで休みます。
凛としても『大作業』でしたからね、疲れていて当然です。
凛がそのまま犠牲者の傍に置いてきてしまった宝石を、アーチャーが凛に戻そうと渡します。
「ああ、拾いに行ってくれたんだ」
実はここがかなり重要なシーンになります。
しかし凛はここで気づきます。
ランサーのマスターが、殺したはずの目撃者が死に損なったって知れば、もう一度ランサーを仕向けてトドメを刺させるであろう。
凛は大急ぎで犠牲者の家へ行きます。
家の近くまで来て、アーチャーがサーヴァントの気配が1つではないことに気づきました。
そして奇襲を受けます。
ランサーではない、もう1体のサーヴァントに。
セイバー、キタ━━━━(゚∀゚)━━━━!!
というところでプロローグ終了です。
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アニメ感想 Fate/stay night UBW 0話「プロローグ」 その2
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