テレビ放映されていたみたいですが、
シーンカットとかあると嫌なので、
円盤レンタルで視聴しました。
まあ、それなりに面白かったかと思います。
劇場版作品ならではの短い尺で展開が上手く纏まっていたし、
途中で飽きることなく見れました。
ただ、新海も俗っぽくなったなー、とw
これまでの新海作品はコアなファン層と
そうでないのとに大きく分かれるイメージでしたが、
この作品は万人ウケを狙った感じですね。
ちなみに私は新海テイストはあまり好きではないです。
なんと言いますか、
オラッ、感動する作品を作ってやったぞ、泣けや!
という押し売り感が、
天邪鬼体質なもので拒否反応が出てしまうというかw
しかし、ストーリーはともかく映像美というか、
新海がオープニング映像に携わったファルコム作品の、
英雄伝説ガガーブトリロジーやイース2は好きなんですよねw
だからこそでしょうか、
俗っぽい作りの君の名は抵抗が少なく
面白く感じられたところがあります。
他の新海作品でわりと良いと思えたのは、
これまたテイスト薄めのジブリ似の、
星を追う子ども、ですかねw
まあ、それはともかく。
シナリオについての感想をば。
口噛み酒はマニアックすぎるww
まずここは突っ込まずにはいられませんw
いやー、さすがに一度口に含んだものを
吐き出してはマジ退きますわーw
でも調べてみたら実際にあるみたいですねw
すげぇ文化だわww
まあ世の中、ウ●コを食べる文化もありますからね。
ちなみにリョナラーなので腹パン吐血や、
イ●マチオで喉を抉ってのゲボはオッケーな私ですw
で、これが終盤に間接キス的な意味合いで
二人が繋がるというのは、アリかなと思いますw
主人公に酒を飲まれたヒロインの赤面っぷりはリョナ萌えw
主人公とヒロインの中身が入れ替わる現象は、
一昔前の作品にありがちな王道展開ですが、
私は王道も変化球も等しく好きなので悪くはなかったです。
王道とテンプレはまた話が違うのでw
で、その入れ替わりの発端は巫女の血の為せる技というのも
ファンタジーとしてアリです。
不可思議な現象の理由づけとして充分機能しています。
二人の時間に差がある展開が、この作品の焦点であると思いますが、
この展開を知った時に真っ先に頭に浮かんだのが、
乙一の、「きみにしか聞こえない CALLING YOU」ですねw
私がラノベに浸かっていた頃に読んだ名作の一つ。
遠く離れた二人が架空の電話で脳内会話する話で、
時間が数十分ズレているのでしたっけ。
ラストのオチで、
「もう一人の会話できる相手」とは10年差があるのがw
引き合いに出したのは、
別にパクリだなんだと言うつもりはないので悪しからず。
ツッコミどころといえば、
ヒロインが主人公に直接会いに行った時に
3年の差に気づかなかったのかな?のいうところ。
大人になってからと違い、
この年代の3年って非常に大きいと思うのですよ。
高校3年と中学3年では見た目がかなり変わるから、
ヒロインが主人公と入れ替わっている時に鏡で見た顔と、
実際に会った顔ではかなり差を感じて、
あれ、子供っぽい顔?ってなるではないかと思いました。
ともかく、訪れる悲劇を回避すべく奔走する姿は胸熱くなりました。
終盤の、悲劇回避後の展開は、
モロ新海だなwwwと思いましたね。
ヒロインの街を助けることができた後、
別にすぐに会える展開でもいいようなものなのに、
5年後wwwというモヤモヤした時間を作るところw
新海作品に昔からある、
会いたいけど会えないという切ない展開w
まー、このあたりがあまり好きじゃないわけでw
どちらかというと会えた後の後日談的な要素を
演出した方が満足感が得られるのですけどね。
ということで、それなりに楽しめた作品ではありますが、
ここからが本題というか、批判です。
↓
↓
↓
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アニメ映画作品の声当てに
ド素人の俳優を起用するの、
いい加減にやめろや!
そこがもうとにかく不快でしかありませんね。
せっかくの映像美もストーリー展開の良さも、
このクソな棒読み音声のせいで
すべてが台無し!
私がジブリを始めとする劇場版オリジナル作品を
回避する理由の1つ、というかほぼすべてです。
で、確か、この映画が公開された年の
声優アワードの主演男優賞と主演女優賞に
このクソ俳優どもが選ばれたことが、
さらに私をゲンナリさせました。
(´・ω・`)
もともと声優アワードが、
ハリウッドのオスカーと同じで、
その年に活躍した優秀な者ではなく、
その年にバカ売れした作品に
主役として出演した「だけ」の者を
優秀者として発表するだけのもの
とわかっていましたが、
さすがに本家の声優でないこいつらが
主演として表彰されるのはクソすぎ。
もうこの年からアワードをまったく意識しなくなりましたね。
どうでもいいクソ賞認定です。
(2018年は正規の声優が受賞しておりましたが、
チェックしていないので誰が受賞したか覚えていません)
※何故、クソアニメ化するのに
俳優起用をするのか?
1つは話題性(知名度)のため、
というのがあるようです。
が、私はちょっと邪推してみました。
大幅な興行収入が見込める映画作品ではありますが、
製作段階では収入がありませんよね。
そして支出が必要になるのはこの段階です。
制作側は制作する段階でカネを掻き集めなくてはなりません。
後で回収できる見込みがあろうとも、
必要なのはこの時点でのカネの有り無しです。
映画作品を一本作ろうと思えば、
それなりのカネが必要になりますよね。
興行収入以上とまでは言わないまでも(それは赤字w)
その半分近くの支出が先に要求されるわけで。
当然、制作側は銀行に融資を募ったりもしますが、
一番のカネのやりくりはスポンサードです。
で、ここで邪推。
スポンサー(業界関係者)は、制作側にこう言います。
カネを出してやるから、こいつ(芸能人)を主役に使え、と。
制作側は断れるはずもなく承諾します。
こういうウラ事情がないと、
ガチでアニメを作るような人間が、
アニメファンの期待を無視して、
クソ俳優を起用する神経が考えられないですよ。
で、私が言いたいのはですね。
映画作品でクソ俳優を起用して
放送事故レベルの棒読み演技を垂れ流すのは、
もう別に構いません。
私は映画館に観に行きませんから!
しかし、円盤プレスする時に配慮してくれませんかね?
たとえば洋画作品って劇場版公開の時には、
外国語+字幕で流れますよね?
しかし、円盤化されると、
オリジナルのそれに付け加えて、
日本語吹き替え版を選択できるようになります。
だから劇場版アニメ作品も
そうしていただきたい!
オリジナルの放送事故音声と、
本家の声優で撮り直しした吹き替え音声の
切り替えが可能なようにしていただきたい!
これなら劇場版を映画館で見ず、
円盤で本家声優に音声を切り替えて楽しむことができます。
制作側の意図(スポンサー絡み、話題性)も
生粋のアニメファンの希望(クソ俳優の声は聞きたくない)も
達成されて
winwinな関係が築き上げられます!
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