YU-NOのゲームプレー感想記事です。
今回は島津澪ルートでございます。
※長いので前後編に分けました。今回は後編です。
澪の部屋、そして海岸で剣ノ岬についての
濃厚な話をした翌日からスタートです。
翌日、学校前でたくやは澪と再会するも、
彼女の態度は非常に悪いものになっていました。
澪は主人公を裏切者と罵って去っていきます。
なんのことかわからないたくやでしたが、
学校ホールの掲示板を見て事態が呑み込めます。
澪の父親の市長が汚職事件に
関わっているという、
昨夜の海岸で澪が
告白してくれた内容が
白日の下に晒されていた。
しかも、市長の娘が私(匿名ジャーナリスト)に
明かしてくれたという名目で書かれており、
澪が語った言葉とほぼ変わらない形で。
これはたくやが晒したと思われてもおかしくない。
しかし、たくやは登校してきたばかりで、
まったく身に覚えのないこと。
掲示板の張り紙をクシャクシャにするたくやが、
一般生徒に対して言った言葉がグッときますw
↓
「表現の自由は、きちんとした実名の署名をして
文責を担えるやつが使える言葉だ」
それでも火は燻りません。
どうやら生徒の中には事故の遺族もいるらしく、
事故を起こしたジオ・テクニクス社
↓
その社と癒着して工事の権利を与えた市長
↓
市長の娘である澪が悪い
という構図が出来上がってしまっています。
たくやが慌てて澪を追いかけると、
結城が澪を慰めている姿を目撃します。
「こういう時に優しくするのって卑怯じゃない?」
たしかになwww
澪は結城に、この機会に自分は親から言われて
迷っていた海外留学を決心したことを表明します。
内心で澪を好いていた結城はショックw
会社前で美月に会い、相談に乗ってもらうことに。
亜由美さんルートと同じパターンやw
美月さん母性ありすぎやでぇw
美月が龍蔵寺の秘書である話の流れから、
澪が武家屋敷で見たというタペストリーの話題へ。
機を見計らって武家屋敷に入れてもらえる流れに。
ここは宝玉セーブ不可避でしたわw
澪ルートの終盤は大きく分けて2つあるけど、
1度通過するとアイテムを消費するので、
ここで宝玉セーブしてアイテムの回収をしないと
二度目が面倒になるというね。
そんなゲーム的な要素はともかく、
ここではストーリーについてのみ語りましょ。
タペストリーの画がガチすぎるww
高くそびえたった塔と光。
そして周囲の人間が焼かれて苦しむ姿。
これまんま、最近の落雷事故やんw
もっとも、これの本当の意味がわかるのは、
もう少し後のことなのですがね。
さて、武家屋敷でタペストリーを確認後、
澪が行方不明になる
という事態が発生。
結城や美月とともに学校や周辺を探すも、
澪の姿は見当たりません。
考えられる行動はただ1つ。
時間がないと悟った澪は、
剣ノ岬の調査をして消えたと。
剣ノ岬の麓の双子岩にて隠し通路を発見。
奥は洞窟となっている。
歴史的大発見。
この作中の学者どもは何をやってたんだw
ここで結城が激白。
澪のスキャンダルを晒したのは自分であると。
たくやと澪が海岸にいた時、
ちょうど自分もそこにいて話を聞いてしまった。
澪とたくやの雰囲気がいいのが嫌で、
たくやがやったかのようにスキャンダルを晒すことで、
自分の下に澪が来てくれるのではないかと考えた。
結果、それは澪を追い詰める結果となり、
現在行方不明という形になっていて後悔している。
洞窟の入り口で、結城か美月のどちらを
連れて行くかの選択肢が出ますが、
1回目の突入ではどちらを選んでも差はありません。
1回目は結城を同行させるルートで話を進めます。
洞窟内はギミックが多くてわりと面倒くさいです。
攻略なしだと苦戦しますね。
先に進むと結城と分断されてしまいます。
引き返した結城はそのまま落下して、
返事が聞こえなくなります。
来た道を閉ざすことで、
先に進めるようになる仕組みになっていると。
石室の中で白骨死体やミイラを発見。
すべてを攻略済みなら、
ここがどういうところなのかはわかりますが、
それについては今は割愛ということで。
白骨死体とは別に、
比較的新しいミイラを発見します。
服装からしても最近の人間のもので、
手記を見るに、
たくやの父である広大と、学長の龍蔵寺と
ともに共同研究をしていた、
今川教授であることがわかります。
今川教授はこの石室から
逃れる術を見つけたものの、
その時には食料も尽きて体力もなくなり、
行動を起こすことができなくなったところで、
壁に突き出た槍に己の体を串刺しにして
自殺を図ったらしいです。
謎解きが
イラストロジック(ピクチャークロスワード)でワロタw
昔にサターン版でプレーした時がそうだったのだけど、
その頃は「マリオのピクロス」にハマっていたので、
これの解き方はわかっていたからあっさりいけました。
でも、ピクロスを知らないとわりと面倒ですね。
謎解きをすると道が開かれ、
淡い青い光を発する地底湖へと降ります。
そこで澪に再会しました。
久しぶりの再会に話が弾みます。
スキャンダル暴露はたくやではなく
結城の仕業であることを、
澪は薄々感づいていたらしいですね。
結城に対する恨みはなく、
曖昧な気持ちで対応した
自分にも責があるという感じで
穏やかな態度を見せます。
ええ女やでマジでw
再会したものの、脱出の術は見当たらない。
このままでは二重遭難という感じですね。
元より好意的だったことと、
吊り橋効果も相まって、
澪はたくやに体を委ねようとしてきます。
エロゲー主人公は普段はエロい発言や
行動をするのに、
こういう時はやたら奥手になるのですよねw
菅野作品の主人公の基本的性格かな?w
はい事後!
結局、ヤッちゃいましたとさ。
(さすがにシーンは丸ごとカットだけど)
たくや自身もいつの間にか眠り、
母親に抱かれる夢を見て目を覚ますと、
金色の髪の女性が立っていて、
たくやを脱出口へ導いてくれます。
(この女性はプロローグで
たくやの出会った子とは別人です)
剣ノ岬の麓に辿り着き、
高くそびえたった岩肌の中に、
異質な機械があったことを知ります。
表面は帯電していて、
落雷事故は空からではなく、
この塔の先端から発せられて
海岸に落ちていたことがわかります。
8000年前の文明とは思えないwww
(これにも理由があるのですが)
近くにある通路から出ると、
武家屋敷の井戸の下に繋がっていました。
ここで2人で脱出したところで
たくやのタイムリミットが起きて、
再び最初の夜に戻されるわけですが…。
ちなみに澪だけを脱出させて、
途中ではぐれた結城(パートナー)を
探しに戻る選択肢もあります。
その場合は結城が転落死している現場を目撃し、
たくや自身も地盤沈下で死ぬという結末ですw
ついでに言うと、結城じゃなくて
美月を連れて行った時も同じ結果になっています。
さて、澪ルートには
もう1つの結末シナリオがあります。
元々、このルートは洞窟の途中に宝玉があって、
それさえ回収すればそこでストップしてもいいのですが、
ストーリー的には見た方がいいということで、
全部網羅しました。
もう1つのルートは井戸へ通じる道で入手できる
アイテムを途中で使用することで、
パートナーが分断されないパターン。
(パートナーは美月固定となります)
その場合は、剣ノ岬の落雷装置の前で、
龍蔵寺に操られてナイアーブの症状が出た美月に、
銃口を突きつけられます。
あわやピンチというところで、
落雷装置が暴走を始めます。
落雷に少し撃たれるたくや。
少しで済むんかいw
このルートでは剣ノ岬が完全崩壊して
脱出できるというパターンになります。
(本編クリアー後の澪ENDがこちら)
美月はこの場合も、落雷で死亡します。
並列世界の概念に於いて、
選択肢次第で人はどうとでも変われます。
ある選択をすれば裕福に、
違う選択をすれば貧困に。
人生の生き死にもそう。
しかし、どのような選択をしようとも、
必ず同じ状態になってしまうという概念が、
当作品にはありまして。
美月の場合は、
どの選択でも「死」からは免れない。
美月ルートでもそうでしたし、
澪ルートの2種類でも死にます。
美月ルートで絵里子先生が言っていた
「運命」というのはまさにこれ。
ユーノ業界語では、
シュバルツシルト半径という言葉が出てきますが、
それはもう少し先の話です。
というわけで、澪ルートはこれにて終了となります。
次は神奈ルートの詳細を書きます。
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