☆ハイキュー!! 烏野高校vs白鳥沢学園高校
3話「GUESS・MONSTER」
「ブロックはさぁ、止める技術じゃないよ。
叩き落とす技術だよ」
ここでも天童がドシャット!
ゲス顔の天童ですが、
このゲス(GUESS)は「推測する」という意味。
高級ブランド品の名前でも、
対象を小さくするスタンド使いでもありません。
どこにトスが上がるかを見極めてから
ブロックに飛ぶリードブロックと違い、
コート上のあらゆる情報から
次に相手がどういう攻撃をしてくるかを
読み切って「憶測」で飛んでくる。
後出しジャンプのリードブロックは反応が遅れる分、
味方との連携でしっかり壁を作るのに対して、
ゲスブロックは当たれば大成功だが、
直感が外れればガラガラだし、
個人技主体なので味方のブロックやレシーブの
妨げになる危険性もある。
天童はこのスタンドプレーで
中学ではハブられ気味だったのに、
個人技主体の白鳥沢は
そんな天童を招き入れて、
結果を出しているというわけですね。
烏野にとってはウシワカに攻撃させる
(ウシワカの体力を削りにいく)しか勝ち目がないのに、
天童という壁が立ちはだかって
その条件にすら持っていけない。
自分がスパイクを止められるより、
自分のトスを打ったスパイカーが
止められる方が許せないw
セッター独特の怒りw
味方がスパイクする瞬間まで
ギリギリまでボールを持ち続けるトス。
トス1つ取ってもまったく違うのね。
天童に先読みさせず、
その天童の真上から叩き込み、
烏野はリズムを相手に与えません。
影山が上手くトスを左右に振ることで、
天童の読みに打ち勝ちます。
ここでウシワカのスパイクまで決まる。
うーん、このままじゃジリ貧か?
同じポジション(MB)の
月島がドシャット。
「ドーモ、普通の方です。
一人時間差、うちの野生児は騙せても、
僕には通じないんで、よろしくどうぞ」
直感とは正反対の、
完全理屈主義のリードブロッカーが月島。
ワンチ(ワンタッチ)。
相手のスパイクボールを浮かせて
味方の攻撃チャンスを作って
ひたすらしつこくしつこく、リズムを作っていく。
ワンチの連続で精神的にジワジワくるのは、
スパイカーか、それとも…?
2人が同時にボールに反応して、
譲り合いをしてしまって結果的に零れるのを
「見合い」といいますが。
「見合いなら女とやれやぁ!」
いやいやいや、高校生にその怒号はおかしいw
せめて大学とか社会人に言えよw
影山と同じポジション、
3年生セッターの菅原が入ることで、
影山を攻撃オプションに使うツーセッター。
烏野のコーチ・鵜飼は祖父の代から
新しいことを試して戦うタイプ。
対する白鳥沢の鷲匠は
レフトの大砲頼みの古臭いタイプ。
高校という毎年選手が多く入れ替わるチームで
その都度連携を高めようとするのは無駄が多い。
ならばその無駄を省き、
突出した才能をスカウトしてその素材を磨く。
チーム力よりも個人技主体で戦う。
それが白鳥沢・鷲匠イズム。
この理論にたどり着いたのは
鷲匠が選手だった頃に起因するわけですが、
それはまたそのうちに…。
ジャンフロの使い手として
青葉城西で覚醒したピンチサーバーの山口ですが、
体勢を崩してもウシワカの一発の前には
どうにもならなかった。
1セットに一度しか出番のないピンチサーバー
にとって
一発でブレイクされるのは屈辱ですね。
1年生なのに月島は
チームのブロッカーとしての
リーダーシップを発揮するように。
1セット目には止められなかった
ウシワカのスパイクを
3枚ブロックとリベロのレシーブで
見事に止めてみせました。
月島が相手セッターにレシーブさせて、
ウシワカへのトス役を
本職じゃないウィングスパイカーにさせた
という布石も効いていますね。
そして綺麗に上がったボールには
エース(ウィングスパイカー)を使ってくると読む
という天童の裏をかいてMBの月島が決める。
2セット目は22-22
と互角に渡り合っています。
ハイキューでは私は、
月島が一番好き
ですねw
凡人の延長線上にいるところ。
自分には突出した才能がないと
冷静に受け入れているところ。
諦めがちな性格だったのに、
烏野で日向や影山たちと出会うことで、
心の奥底に炎を宿すようになった
感じが良いです。
人気ブログランキングに参加しています!
応援クリックよろしくお願いします!!
アニメ ブログランキングへ