色々な漫画やアニメや小説やらに触れている自分ですが、どうしても好きになれない作品というのがあります。
そのうちの１つが、主人公が俺様最強！ってタイプのやつです。
物語最初から最強すぎて並み居る敵をあっさりと片付けてしまう。そういうタイプが主人公だといまいち熱くなれないのですよ＞＜
物語進行とともに主人公が成長していくというのがやはり望ましいですね。
ゴルゴ１３は原作が大量に出すぎてて読めそうもないのでアニメで見た作品です。
最初はそれなりに面白いなーとか思って観ていたんだけど、途中から惰性で観てましたｗ
延々とデューク東郷の強さを再認識させられるだけのアニメだったなー、と。
面白くないことはないんだけど、冷徹すぎるのがちょっとね…。
そうじゃなきゃ殺し屋なんてやれないんだろうけど、え？コイツまで殺しちゃうの？みたいなシーンが何度かあって、どうも自分の色に合わなかったかな。
表紙の絵が気に入ったので数巻まとめ買いしたレインというファンタジー小説。
まさしく、主人公が俺様最強を地で行くようなタイプでした(ﾉ∀`)
十数歳で最強の魔女から魔法を教わり、最強種族のドラゴンを倒してその力も取り込んでいるって、ｱｲﾀﾀﾀﾀ(ﾉ∀`)
もちろん同格クラスの敵とかも出てくるんだけど、なんていうかね。
言動や態度に俺様はお前らとは格が違うんだぜ、みたいな雰囲気を醸し出しているのね。
そういうのがどうも好きになれませんでした。
あとね、ヒロインが酷いｗｗｗ
恋心とかそういうレベルじゃなくて、完全に主人公に心酔しきってましてね。言葉では上手く言い表せないんだけど、正直気持ち悪いと思えるレベル。
１８禁のギャルゲーのヒロインでもここまで酷いのはなかなかいないと思える心酔っぷり。
自分が作品に触れる中でヒロインの存在って結構大事なのね。
もちろんヒロインがいなくても面白い作品（たとえばジョジョ）もあるけど、そういうのって特別だし。
主人公は俺最強だし、ヒロインがダメ、見る気を削がれるには充分すぎました＞＜
で、１・２巻まで読んで３巻の絵を見たら絵師が変わってるのねｗ
１・２巻の絵が好みで買ったんだけど３巻以降の絵がどうも馴染めなくて、途中まで読んだんだけどそのまま読まなくなっちったｗ
前期アニメであった、はぐれ勇者の鬼畜美学というやつ。ちょこっとだけ見たのですが…。
見事なくらいおっぱいアニメだったし(´・ω・｀)
そしてこれまた俺様最強を地で行くタイプ。
あと、これもヒロインが＞＜
僕っ娘（一人称が『ボク』になっているキャラ）でした…。
自分、僕っ娘ってダメなんですよ＞＜
女性の一人称はやっぱ『私』じゃないとね！
女性キャラが女性的な口調じゃない時点で自分の中では論外となっています。
唯一許せたのは僕っ娘はＩＳのシャルくらいか？
元々、男装していたという点と、声優の花澤香奈のイントネーション的にボクと発声しても違和感がなかった。
鬼畜美学は俺様最強、アンチおっぱい、ボクっ娘という３重の意味で苦痛だったので数話見て切りました(´・ω・｀)
ちなみに俺様最強でも、いいなぁと思えた作品もあります。
昔、ジャンプでやってたＢＯＹという漫画。
日比野晴矢が俺様最強だったんだけど、不満なく読んでました。
当時と今とでは感性も変わっているというのもあるでしょうがね。
おそらくこの作品の場合、回ごとに他キャラに焦点を当ててたからじゃないかと。
晴矢が出張ってくるのは最終手段っぽいシナリオも多かったしね。
むしろ岡本清志朗こそ主役と思えた！
アニメでも漫画でも見たワンナウツも俺様最強的なキャラが主人公でした。
沖縄の賭博野球からプロ入りして、プロの打者をことごとく潰す渡久地東亜。どのチームのバッターも渡久地の球を打てないから向かうところ敵無し状態なわけですが、単純な力勝負じゃなく知力で翻弄しているところが良かったのだと思います。
球速そのものは130km/h未満で、球種はストレートのみ。といってもそのストレートがクセ球なんですけどねｗ
今アニメでやっているソードアート・オンラインの主人公キリトも最強すぎるキャラクター。
ただ、俺様最強じゃなくて俺最強な点が他とは違うかな。
ゲーム内での強さは所詮は紛い物と言い、やたら自分の強さを隠したがる謙虚さ？（ただの秘匿主義ってところもあるでしょうけど）
だからかな、あまり不快には感じない。
まあ、この作品はヒロインたちが神っぷりを発揮しすぎるからイイんですけどね(＊´ω｀＊)
むしろヒロイン最強列伝ｗ
代表としてあげるのはこんなところでしょうか。
記事終了。