※黒子のバスケ
69話「奇跡は起きない」
新型の幻のシックスマン黛千尋について語られます。
2年生に無冠の5将が3人、1年生にキセキの世代の赤司が入り、練習がより厳しくなった絶対王者の洛山高校。
自分たちが陽の目を見ることがかなわないと知った現役3年生たちは次々と退部していきました。
黛もそんな3年生の1人ではありましたが、赤司は黛の特性に気づき、声をかけます。
黛の趣味、ラノベ愛読w
「普通の小説ほど重くなくて気軽に読める。
好き嫌いはあるが、好きならば面白い」
「フッ」
「お前、表紙でもう馬鹿にしたろ?」
ああ、なんとなく理解できるやり取りだわ><
まあ、赤司が微笑したのは黒子も読書家(ラノベ読者ではないが)で、黛がつくづく似ていると思ったからですが。
「黛千尋、あなたに新しい幻のシックスマンになってほしい」
しかし黛は拒否。
「俺は自分が大好きなんだ。パス回しに特化した選手なんてつまらない。そこまでして試合に出たいと思わない。自分が気持ちよくなければ、バスケなんてやる意味はない」
この性格が終盤にアダになるわけですが、まあそれは後ほどw
「面白い、なおさら気に入った。お前ならテツヤを超える幻の選手になれる」
はい、3年生をお前呼ばわりwww
アシストを受けた根武谷が黛を褒めますが、当の本人は
「別に、お前らのためにやっているわけじゃない。パスが通れば俺が気持ちいい。ちゃんといいところにいれば回してやるよ」
と、あくまで自分のためにやっていると主張。
黛対策に同じタイプ黒子をマークにつけてミスディレクションを封じるという1年生の案は、監督のリコに否定されます。
何故なら…
水戸部がターゲットとパスコースから先読みで黛のマークに成功。
しかし…
「ならパスは辞めだ。シュートにしよう」
黛にはこれがあるのです。
基本スペックは並の選手くらいはあるので、普通のシュートもできます。
黒子がマークすれば、完全にミスマッチになって、シュートを打たれ放題になってしまいます。
黒子君、黛を超ガン見w
観察しております。
誠凛ベンチの取った手段、それは…。
準決勝に続いて、またも1年生の降旗を投入www
イーグルアイの伊月に黛のマークをさせて被害を防ぐのはいいとして、代わりに降旗は赤司のマークをさせられる。
青「俺にはライオンの前にチワワがいるにしか見えねーわ」
まるで生贄だわwww
洛山選手に動揺を誘うための采配か?(違
てめぇらの血は何色だー!のセリフがないのが残念ですw
降旗は赤司の相手にはまったくなりませんが、ドライブで抜いた先に火神がヘルプ。
そしてその位置は狭すぎてアンクルブレイクを誘発させるだけのスペースがない。
降旗はただ、赤司をインサイドに誘うだけの罠要員。
洛山はそう判断し、守備時に降旗を甘く見てマークしなかった。
そこへ普通のジャンプシュート。
新設校とはいえ、ここまで勝ち抜いてきたチームだよ。
1年生とはいえそれなりのポテンシャルは積んでますがな。
タイムアウトを取ったのはリードしている洛山側。
相手が赤司を止めるという選択肢を捨てて戦っている。
このままでも優勢だが、一気に試合を決めるため、攻めの中心を実渕へシフト。
対する降旗はわずか数分の赤司のマークでスタミナを使い切ってしまう始末。
赤司と向き合う精神的なプレッシャーは、並以下の選手では厳しかった。
ここで同じ1年控えの福田や川原も代わりに出ると宣言。
点差を縮めるためには3点が必要不可欠。
誠凛も洛山もSGで勝負!
フェイドアウェイの3Pシュート。
相手のブロックをかわすために後方にジャンプしつつ撃つシュート。
やってみるとわかりますが、力が外に膨れてしまうため、普通のシュートですらこれを決めるのは難しい。
それを3Pで決めるとなると、相当に体幹がしっかりしていないと無理ぽ。
ちなみにフェイドアウェイのシュートを警戒して前のめりにディフェンスすると、実渕は相手に接触してシュートを撃ちカウントワンスローで4点を取るという選択肢も持っています。
フェイドアウェイの「天」、4Pプレーの「地」。
そして実渕にはもう1つのシュートがあります。
マークされた相手に何もさせない「虚空」
日向はブロックに跳ぶことができず、シュートを決められてしまいます。
3種のシュートを持つ、《夜叉》実渕玲央
日向はバリアジャンパーを見極められて、インサイドへのパスを選択。
その攻撃はシュート成功に終わったものの、SG対決として負けを認めてしまった。
そしてインサイドでは木吉vs根武谷。
根武谷と木吉の因縁は中一の終わり頃。
って、この時点で木吉って4番かよwww
赤司ですら2年生の夏からだよ?
おかしくね?
この時、根武谷に勝った木吉はこう言いました。
「バスケはパワーだけじゃダメだぜ。
スキルを磨けばもっと強くなると思うよ?」
「そん時、俺は思ったんだ。
だったらもっと筋肉つけてやるってな!」
そっちに行ったwww
まあ、スキルへの習得という逃げの選択肢でなく、あくまで自分の長所を鍛え続けた根武谷は洛山で大成したわけで。
ワンナウツでも渡久地が言ってます。
「何でかね、日本人ってのは弱点を見つけると、
それを消すことばかりに固執する。
だが大概は上手くいかないだろう。
だったらなんで、弱点をも補って余りある程まで長所を伸ばす。
そういう発想にならないかね」
サッカー漫画のシュート!でも短所を消すことより長所を伸ばすことを大切にするという考えが出てきましたし。
短所に向き合い、それを無くそうと努力することは本人にとって苦痛です。
しかし長所を伸ばすというのは、本来得意な分野だから本人は楽しく伸ばせる。
結果的にその方がより良い結果を生むのですよ。
「筋肉さえありゃすべて上手くいく。
《剛力》根武谷永吉!」
「力比べは嫌いじゃない」
《鉄心》木吉鉄平。
なお、五将でこのフロアに立てなかったのは
《悪童》花宮真
ここからインサイド対決ですが。
「センターってなんや喧しいヤツがやる決まりでもあるんか?」
海常の喧しいやつは一応PFなんですけどねw
マックルスクリーンアウトで強引にポジションを取り、
マッスルリバウンドで空中で弾き飛ばす。
マッスルダンク!
ただのパワー押しによるプレーじゃんw
日向小次郎の直線的ドリブルみたいなもんやんwww
とはいえ、それがセンターの極意でもありますがね。
木吉、後出しの権利でバックパス。
しかしこれは、根武谷のパワーに圧されて仕方なく選んだ選択肢。
つまり日向と同様に負けを認めてしまった。
チームで戦うのはいいとしても、各々のマッチアップで敗北を認めてのプレー。
結果、50-35と着々と点差が広がっていってしまっています。
ダメ押しで葉山が、ライトニングドリブルによるクロスオーバー(切り替えし)で火神を抜いてシュートを決めます。
《雷獣》葉山小太郎
扱いが小さい。
まあ、彼は準決勝で一人だけ先に技を披露しちゃったからねー。
さらに他3人に圧倒されて黛のマークをはずしてしまい、ミスディレクションまでやられちゃう。
「姿を消すのが俺の仕事だが、忘れられては困るな」
火神と黒子の加入で躍進した誠凛ですが、その基盤となるのは2年生たちの実力があってこそ。
その2年生たちが次々に相手に圧されて負けている現状は、誠凛にとっては詰んでいるも同然です。
さらにここで赤司がトドメと言わんばかりに見せちゃいます。
黛からのパスで赤司がまさかのアリ・ウープ!
173cmのダンクシュートです。
「お前ら大型選手の専売特許だとでも思ったか?
こんなもの、やろうと思えばいつでもできる」
実際、160cm台でダンクを決めたNBAプレーヤーがいるから不可能ではありませんけどw
両足:木吉と日向
心臓:監督のリコ
頭:伊月
両手:火神と黒子
腰:他のメンバーといったところかな。
2Q終わって62-37
25点差。
奇跡は起きないし、起きても勝てない。
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