※寄生獣
オープニングには最初から後藤アルティメットモードの姿がありました。
後藤との決戦前、新一の語りから始まるのが凄い違和感。
原作ではナレーション表現なのですが、この作品にはジョジョの大川ナレーターのようなイカした采配はないから、新一の独り言なのでしょうけど、凄い違和感><
後藤が現れた。
しかし後藤は眠っている。
>たたかう
じゅもん
ぼうぎょ
にげる
寄生生物の反応が新一から消えているから、後藤は新一に気づきません。
その寝込みを襲ってナタを振り下ろしますが…。
ギリギリで気づかれたー!
もう完全にラスボスな姿です。
エスタークを思い出しますw
木の上からの落下の威力も重ね、後藤の首筋に木で作った槍を突き刺そうとしますが、さっきのナタが邪魔だった><
まあ、ナタ以前に止められてしまいましたけどね。
そんでもって後藤パンチでものすごい吹っ飛ばされましたw
前回出た産業廃棄物のゴミのところまで飛ばされました。
後藤GJ!
吐血って内臓やばくね?
完全に追い詰められました。
後藤の口から田村玲子の名が出て、新一は彼女が言った言葉を思い出します。
か弱い仲間の1人ではあるが、無敵だ。
か弱い? 無敵なのに、どこがか弱い?
前の自衛隊での戦闘の時に、後藤が負傷していた箇所を思い出します。
そして新一のすぐ傍にはゴミに突き刺さった鉄の棒が。
むー、ここは原作ならもう少し表現が多かったのですが…。
あの血が出ていたところが後藤のプロテクトの隙間という保障はない(新一は実際に山岸との戦闘を見ていないため)
後藤の攻撃スピードを掻い潜って、棒を腰に突き刺すことができるとは思えない。
この棒のゴミに埋もれた部分にコンクリなどついてたら、そもそも抜けない。
コンクリがついていなくても、棒が長すぎても短すぎてもダメ。
↑
というネガティブなことが脳裏に浮かんだ後で。
「ほとんど可能性、ゼロじゃないか。
でも、やらなけりゃ、確実なゼロだ!」
…なんですよねー。
というわけで、突き刺しました。
さらにキックで腰の深くに押し込むことに成功。
そしてその間に新一、距離を取る…というか逃げますw
勝てない相手に、とりあえず一撃は与えた。
一矢報いたことで安堵する新一ですが、後藤に追い詰められました。
しかし、後藤の様子がおかしい。
そして後藤が飛ばした刃の触手が、新一の失くした右腕と融合。
「やあ」
ミギー、復活キター!
実はミギーはあの後、後藤に取り込まれていたっぽい~。
「無駄だ。コチラ側に移動する際に、重要器官をいくつか引きちぎった。完全修復しなければ戦えはしない」
カッコイイ!
現在、統率者(後藤)以外の寄生細胞が本能的に危機を察知して逃げようとしている。
それを必死に後藤が留めようとしている綱引き状態。
なんでこんなことになったの?
「君だろ? ヤツの体内深くに毒物をねじ込んだのは」
さっきの産業廃棄物に突き刺さっていた鉄棒ですw
綱引き状態になっている体に一撃入れると…。
まるで北斗神拳のように爆散してしまいましたw
「君がヤツに突き刺した棒は、ここで拾ったのか?」
「ああ、でも毒って一体?」
「燃えたゴミか。はっきりとはわからんが、アクリル製品が燃えてできたシアン化水素でも含まれているのかもしれん」
「それって毒なの?」
「猛毒」
「そんなもの、こんな、平気で捨てていくなんて!」
「でもそのおかげで勝てたろ? 要するに、人間サマにゃ敵わんってことさ」
複雑な気持ちですね。
広川の言葉では寄生生物は、増えすぎて地球の環境を破壊する人間のアンチ的な存在として生まれた。
しかし寄生生物の最強モンスターは、人間の生み出した環境破壊によって倒れた。
ミギーは後藤が復活しようとしている信号を受け取って、急いで死体のところに戻ります。
先ほどの破裂で毒物は体外に全部出た。
今は必死に後藤が再召集をかけています。
近寄っていく破片が、まるでウジ虫みたいw
今のうちにトドメを刺さないと、もし復活したらまた人を襲うことになる。
しかしミギーは自分の意志ではトドメを刺さないと言い、その判断を新一に委ねます。
殺すか見逃すか、新一は迷います。
必死で生命を繋ぎとめようとする寄生生物があまりにも哀れで、田村玲子の言ったか弱いという言葉が脳裏をよぎります。
「何のために生まれてきたんだ?
増えすぎた人間を殺すため?
地球を汚した人間を減らすため?
たしかに、人間の出した毒が生き物たちを追い詰めているのは知っている。
これこそそうだ。
あれほど強かった後藤が、棒切れについていた毒であっけなく。
生き物全体から見たら、人間が毒で、コイツらは薬ってわけか。
誰が決める?
人間とそれ以外の、命の目方を誰が決めてくれるんだ?」
必死に生き抜こうとしている命を殺したくない。
生き残れる可能性が五分五分ならば、天に任せよう。
人間の都合ばかり押し付けたくない。
そう言って、新一は一度その場を離れようとしますが…。
「シンイチ、君は地球を美しいと思うかい?
私は恥ずかしげもなく、地球のためにという人間が嫌いだ。
何故なら地球は、泣きも笑いもしないからな。
地球で最初の生命体は、煮えた硫化水素の中で生まれたそうだ」
新一は自分がちっぽけな人間の一人であり、地球全体のことを考えるなどおこがましいことに気づきます。
「ごめんよ、君は悪くなんかない。でも、ごめんよ」
新一は復活しようとする後藤にトドメを刺しました。
ナタをお婆さんの家の玄関外に置いてきました。
さりげない勝利報告ですね。
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