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Channel: 慢性的厨二病患者モキエル
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アニメ感想 ジョジョ3部 第34話

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朝は四本足、昼は二本足、夕方は三本足。
それはなんだ?
ピラミッドを護り続けるスフィンクスは
旅人にそう質問した。

答えは人間。
答えられない者はスフィンクスに
食い殺されたと伝説に言う。


有名なクイズですね。



カイロはエジプトの首都。
写真だけで目的の建物を探すのは困難です。


最寄の喫茶店で聞き込みをするも、店員は知らないと。




しかし、客の中に建物を知っているという者が。

手がかりを見つけたジョセフたちは、つんのめるようにギャンブラー然とした客に建物の場所を聞きますが…。
「ただで教えろと言うんですか?」



お金を受け取ろうとせず、賭け事で交渉を持ちかけてきます。




塀の上の猫がどちらの魚の燻製を取るか?
という簡単で時間のかからない賭けを持ちかけてきました。





いきり立ったポルナレフは右の肉に賭けると言ってしまいました。

ポ「ところで、俺が負けたらおめぇに何を払うのかね?
100ポンドくらいかよ?」

ダ「金は要りません。魂、なんてのはどうです?」
ポ「あー、わかったわかった、それでいいぜ」

右の大きい肉を選んだポルナレフですが、
猫は左→右と取りました。
ポルナレフの負けです。


ダ「さぁ、約束でしたね。払っていただきましょうか」




「私は魂を奪うスタンド使い。
賭けというのは人間の魂を肉体から出やすくする。
そこを奪い取るのが私のスタンド能力」




ポルナレフは魂を奪われてしまいます。
「おっと私を殺すなよ、もう遅い。
私が死ねば、私のスタンドが掴んだポルナレフの魂も死ぬ」



ポルナレフの魂はコインへと変えられてしまいました。




「遅れたが自己紹介しよう。私の名はダービー」
オシリス神の暗示のスタンド使い。


そして賭けに使った猫は、ダービーのペットでした。
つまり、イカサマ!

イカサマをしたダービーに、アヴドゥルは激怒して襟首を掴みます。
対するダービーは


「イカサマ?
いいですか、イカサマを見抜けなかったのは
見抜けない人間の敗北なのです。
私はね、賭けとは人間関係と同じ
騙し合いの関係と考えています。
泣いた人間の敗北なのですよ」

これもまた、人間賛歌ですね。





ダービーはこれまでの賭けで奪った人々の魂のコレクションを見せます。ポルナレフの魂を奪い返すには、ダービーに賭けで勝つしかありません。




2番手はジョセフ・ジョースター。
「表面張力というのを知っているかね? バービー君」
「ダービーです。私の名はダービー。その酒の表面が盛り上がって溢れるようで溢れない力のことだろう?」

グラスの中にコインを交代で入れ、
先にグラスの酒が零れた方が負け。

「賭けよう、ワシの魂を!」
「グッド!」



表面張力バトル開始です。

ダービーはまず、コインやグラスにジョセフの仕込んだイカサマがないかの確認。




先行のダービー、いきなり5枚投入をチャレンジ。

入れました!
ダービー、1ターン目クリアー!
ほんと強心臓ですわ。

次はジョセフのターン。
ジョセフは1枚投入です。
しかし…。



ジョセフは指とコインの間に濡れた脱脂綿を挟み、
酒の量を増やすというイカサマをwww

これによってジョセフは水量を調節し、
次のターンでは必ず水が零れるように仕掛けました。






バレなきゃイカサマじゃないというダービーの言葉を逆にやり返します。

「ふぅ、心臓に悪いわい。零れるかと思ったわい。
さあ、君の番だ、オービー君」

「ダービーだ! 二度と間違えるな。
私の名はダービーというんだ。
オービーでもバービーでもない!」

わざと名前を間違えて怒りを誘うジョセフさんw




ダービーのターン。
影になるから席を移動して入れることにします。



「もう酒の表面張力は限界だ。無理だと考えているのだろう?」
ダービーはジョセフの心を見透かしたように言います。
「違うんだな、それが」




ダービーはコインを入れました。
何故!?


立場逆転です。

入らないはずのコインが入ってしまったことで、次のジョセフのターンは絶望的。




心の中で敗北を認めてしまったことで、
ジョセフの魂は捕まってしまいました。





2人目の犠牲者です。




承太郎はグラスを逆さにして、ようやくダービーがコインを入れたトリックに気づきました。

ゲームに入る前にグラスのイカサマを確認したダービーは、グラスの底にチョコレートの僅かな破片を仕込んでいました。





気づかないレベルで僅かに傾いたグラス。
そして太陽の光を当てる(席を替える)ことによってチョコレートを溶かして、コイン1枚分の張力を確保したのでした。

イカサマはプレー中に行われるものだというジョースター側の判断が、ダービーがゲーム開始前にイカサマを仕込んだことを見抜けなくさせてしまったのです。

イカサマ自身は卑怯かもしれませんが、イカサマを仕込むタイミング、およびその心理戦、1度にコインを5枚入れるなど、ダービーの実力は本物です。

承太郎はポーカーで決着をつけると申し出ます。

と、ここで次回。









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