英雄伝説の６作目として作られた「空の軌跡」は、３～５でのガガーブトリロジーとは異なる、ゼムリア大陸を舞台とした完全な別物のストーリーとなりました。
ちなみに、１～２はドラゴンスレイヤーという名前が冠されています。
ストーリーはこんな感じ。
西ゼムリア大陸に存在するリベール王国。
そこに住む少女エステル・ブライトは、一流の遊撃士（ブレイサー）となるべく、義弟のヨシュアとともに、準遊撃士（見習い）として国中を回る旅に出る。
訪ねる町ごとに遊撃士協会への依頼を仕事としてこなすうちに、国をめぐる陰謀へと巻き込まれていく。
空の軌跡で操作キャラになるのは８人。
☆エステル・ブライト
Ｓ級遊撃士であるカシウス・ブライトの娘。父と同じ遊撃士を目指すべく、リベール王国全土を一周する修行の旅に出る。
☆ヨシュア・ブライト
５年前にカシウスが連れ帰った養子。エステルとはそれ以来、姉弟の関係で育つ。
猪突な性格のエステルとは反対に、冷静沈着でエステルのブレーキ兼フォローをする立場。
時折、影のある顔を見せることがある。
☆シェラザード・ハーヴェイ
元は劇団員だったが、その劇団が事件でなくなった後に、カシウスの弟子となり遊撃士となった。エステルやヨシュアからはシェラ姉と呼ばれている。
☆オリビエ・レンハイム
エレボニア帝国からやってきた旅の演奏家。かなりのナルシスト。
ひょんなことから、エステルたちと旅を同行することになる。導力魔法であるアーツの使い手。
☆アガット・クロスナー
リベール王国で名を馳せる凄腕の若手遊撃士。準遊撃士であるエステルとは依頼の件で衝突し険悪な関係になるが、のちに仲間として行動することに。
☆ティータ・ラッセル
有名な導力メーカー「ツァイス工房」の長であるラッセル博士の孫娘。ツァイスでの事件を機にエステル達と行動を共にすることになる。重度の機械マニア。
☆クローゼ・リンツ
ジェニス王立学園に通う女生徒。その正体は、リベール王国の現当主であるアリシア女王の孫娘で、本当の名前はクローディア・フォン・アウスレーゼ。
☆ジン・ヴァセック
エレボニア帝国と敵対関係にあるカルバート共和国出身の遊撃士。泰斗流という格闘技の使い手で、リベール王国の王都で開かれる闘技大会に参加するために訪れた。
もっと詳しくストーリー解説ｗ
リベール王国は１０年前に北の大国エレボニア帝国から侵略戦争をしかけられている。当時は王国軍の大佐だったカシウス・ブライトとカルバート共和国の協力により、侵略戦争は失敗に終わり、両国間で講和条約が結ばれた。しかし、以前として両国間には緊張が残っている。
なお、この戦争の襲撃によりカシウスの妻（エステルの母）は死亡しており、戦争終結後にカシウスは軍を退役、のちに遊撃士として名を馳せることになった。
現役王国軍のクーデターはこうした背景の中、エレボニア帝国に対抗すべく軍の強化と現在の女王による統治に疑惑を感じたリシャール大佐（カシウスの元部下）が、引き起こしたものである。
王都を襲撃し、女王を軟禁することに成功するも、エステルや他の遊撃士の活躍によってクーデターは失敗に終わる。
と、大団円で終わるはずが、実はこのクーデターは、ゼムリア大陸に暗躍する謎の結社「身食らう蛇（ウロボロス）」に利用される形で起きたものでした。
その結社は、リベール王国に眠る至宝を手に入れるため、王国軍のクーデターを裏から操り利用したのです。軍のクーデターこそ未遂に終わったものの、結社の目的はリベールの王都グランセルの地下に存在する「装置」を起動させることで、それに関しては見事に成功します。
エステルが旅の道中で知り合った放浪の学者アルバ教授が、実は結社の幹部「白面のワイスマン」だったというのはかなりノーマークで驚きましたｗ
しかも、ヨシュアも実は結社の出身だったことが発覚。ヨシュアはもともと、カシウスの命を狙った刺客であり、カシウスに敗北した後、養子として連れてこられたという経緯。
その後のヨシュアは結社からは離脱したはずでしたが、ヨシュア自身が気づかないうちにワイスマンによって記憶を操作されていて、スパイをさせられていたというｗ
エステルは旅の最中に、ヨシュアを意識し、義弟ではなく男として恋愛感情を持つようになり、ＦＣの最後に告白しますが、記憶を取り戻したヨシュアは自分の過去をエステルに告げた後、去っていきます。
キスの時に睡眠薬を盛られて眠りに落ちるエステルと、君のことが好きだったと告げて去るヨシュアのシーンは強烈でしたｗ
ＦＣのＥＤ
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軌跡シリーズ総括１ 空の軌跡ＦＣ
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