☆ダイヤモンドは砕けない
32話「7月15日 その2」
会うなりいきなりヘブンズドアーwww
前回のジャンケン小僧のこともあるし、
知らない人間相手には
先に正体を見ることが大事と判断。
先手で「露伴に攻撃できない」と書いておく。
「背中を他人に見られたくない」
背中を見られたくないというのは
つまり、こういうことであるw
鋼田一豊大という名前も偽名。
ここで逃げられると仗助たちに追う手立てはない。
「出ることを考えるってのは、
逃げ切るってことも考えるってことさ」
誘い込む
誘い込んだやつを出さない
逃げ切る
これが鋼田一豊大のスーパーフライ逃走流儀!
「私はこの鉄塔から出るだけで良かったのに。
お前らの誰も殺すつもりはなかったのに。
これじゃあ、お前をここから突き落とさなくては、
逃げられねーじゃあねーか!
このバカめが!」
クレイジーダイヤモンドの破壊力とスピードは凄い。
しかしこの鉄塔では3年間も暮らしてきた
鋼田一豊大の方がバランスと俊敏さで上。
「私はこの鉄塔のことなら
隅から隅まで知り尽くしている。
どういう角度に傷をつけりゃあ、
どういう方向にエネルギーが飛んでいくのか、
やり飽きたビリヤードのように!
よーく知ってるんだぜぇ!」
「ところでよぉ、億泰。
今、俺、こいつの攻撃を何発ぐれぇ
クレイジーダイヤモンドで叩き返したか
そっから見えたかよ?」
「ああ、見えたぜ。
たしかよ、四発は叩いてたと思ったぜ?」
「俺のスタンドはクレイジーダイヤモンド、
写真の親父から聞いただろうが、
能力は破壊された物やエネルギーを直す」
反射してきたエネルギーを直して、
傷をつけた場所へ逆行させた。
原作だともうひと悶着あったのですけどね。
気絶した鋼田一豊大の血が雫になって
仗助の掴んでいる指のところに落ちて、
ずり落ちそうになるという展開が。
尺の都合上、省略されてしまいました。
(´・ω・`)
スタンド能力というのは
本人の才能から見出されるもの、
鋼田一豊大はもともとコミュ障で
他人とあまり関わりたくなくて、
最初は普通に鉄塔で住もうと考えていた。
そしてそれが能力として発現し、
本人が制御できないスタンドパワーとなって
完全に閉じ込められたという。
鉄塔に吉良吉影の敵を一人でも閉じ込められたら
外での生活を保障してやるという写真の親父に
そそのかされて敵対しただけでしたw
鋼田一豊大が語る、写真の親父が言っていたこと、
「康一を始末した」
写真の親父は既に息子の吉影の居場所を突き止め、
これからは攻めに出る番だと。
左のシルエットはwww
どこを探しても康一が見つからない。
そこで仗助はかつて倒した
ハイウェイスターの本体「噴上裕也」のところへ行き、
匂いの追跡能力で康一を探すことと、
体の治療と引き換えに取り引きを持ち掛けます。
*噴
ふざけるな。
ボコボコにしといて手伝うわけがない!
プライドが許さない!
↓
*仗
やはりダメか。
じゃあ、しょうがない。
↓
*噴
ええ、そんなすぐに引き下がるの?
もっと駆け引きしてくれよぉ。
(´・ω・`)
なんかマヌケw
「俺ってよぉ、やっぱりかっこよくて美しいよなぁ。
控え目に言っても、ミケランジェロの彫刻のようによぉ」
ナルシストであることはわかるが、
表現がよくわからんw
どのくらいの嗅覚なのか?
取り巻き女3人が廊下を歩いてくるのがわかり、
パチンコに寄って来たというのもわかる。
↓
これは頼りになる?
こいつの背中を見たい!
露伴が好奇心がくすぐられてしまっています。
この好奇心旺盛なところが
漫画家としては大成している部分であり、
スタンド使いとしてはマイナスに働いていますw
康一が失踪したとされる現場にやってきて、
康一の鞄の匂いから康一本人を追跡しようとしますが。
「仗助、お前と俺の取り引きっつーのは、
俺が戦うのは入ってねーよな? 追跡だけだよな?
俺は敵と戦わなくてもいいんだよな?」
仗助本人が既に尾行されている側だった。
この男から康一の匂いが漂ってくる。
追いかけて肩を掴んだと思った瞬間、
謎の男は消えて、仗助の母親が現れた。
母親にまで手をかけてきた仗助は相手を許せない。
敵は隠れて仗助を『観察』してきます。
原作当初にも名前が明かされませんでしたが、
後の詳細では宮本輝之助という名前がつきました。
宮本輝之助はどうやって
東方朋子を手中に収めたのか?
人はどうしても恐怖せざるを得ない。
そして恐怖した時に自然と出てしまうサインがある。
そのサインを見た時、エニグマのスタンドは発動する。
東方朋子のサインは唾を飲み込む。
ポケットから出した『紙』を広げると、
淹れたてのコーヒーと菓子パンが出てくる。
母親を出したのは仗助の恐怖のサインを知るため。
『下唇を歯で噛む』
次にそのサインを出した時、エニグマの攻撃が完了する。
仗助は噴上裕也に、宮本輝之助の場所を聞きますが…。
「俺は戦うのを手伝う約束はしてねーぜ。
約束は追跡だけだ。
これ以上はヤバすぎんだよ!
ケガを治してもらった取り引きなのによ。
自分の身をヤバい状況に晒すのはアホのすることだぜ。
そいつは不気味すぎる。悪いけどよぉ」
噴上裕也はその紙から匂いが出ているのに
気づきましたが、それを仗助に言わない。
言えば敵は自分もターゲットにしてくるから。
すごくいいところで「引き」ですね。
その3でエニグマが決着するだろうけど。