黒子のバスケの
私的感想によるランク付けの後編です。
2位を語る前にまず、番外編を!
誠凛以外との対戦のやつね。
番外編
残り1位2位を語る前に紹介したいのが、
誠凛が関与しないこの試合です。
主人公の関与しない試合というのも
スポーツものの醍醐味ですね。
あまり連発されまくると飽きるけど。
(はじめの一歩、お前に言ってんだぞ!)
さて、海常の黄瀬はキセキの世代の中で
最初に登場したキャラクターで、
いわゆるかませ犬ポジションでした。
能力は他者のプレーを一度見ただけで
コピーしてそいつよりも精度の高い
プレーで再現してしまうというもの。
しかし、黄瀬の能力は
あくまで「飲み込みが早い」だけで、
身体能力以上のプレーはできない。
よって凡人のプレーはコピー可能ですが、
キセキの世代の他の4人のプレーは
再現できないという欠点がありました。
海常は練習試合で誠凛に負けているし、
インハイ予選で誠凛をボコボコにした
青峰擁する桐皇が圧勝するかなと思いました。
ところが、ここで黄瀬が
青峰のプレーをコピーしだすというねw
これには驚かされましたわ。
さすがはインハイ常連チーム。
一筋縄ではいかなかった!
結局のところ、桐皇が勝っちゃいますが、
善戦したのは良い展開だと思いました。
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第2位
第2位は番外編で語った海常戦。
先の福田総合での灰崎戦で見せた
パーフェクトコピー!
5分間の限定条件とはいえ、
キセキの世代全員のプレーを
再現できるようになるというw
かませ犬から超強敵に!
さらにこの準決勝は第2試合で、
先に第1試合の洛山vs秀徳を
読者に披露していたことで、
これまで秘密にされていた赤司の能力、
天帝の眼も黄瀬が再現するのが胸熱でした!
本家よりも先にその能力を誠凛に見せるか!と。
ところで黄瀬のパーフェクトコピーって
厳密には完璧に再現しておらず、
黄瀬なりにアレンジを加えて
キセキの世代の同等に近い能力を
発揮しているという設定ですよね。
それだと灰崎の略奪やんwww
他のキセキの世代と当たったら、
本家の方が精度を狂わされるんじゃね?
まあ、キセキの世代は天才ですし、
アレンジ技を見せられた程度では
怯まないという可能性も大いにありますが。
ただ、キセキの世代のコピーに留まらず、
終盤には黒子の
サイクロンパスやイグナイトパス廻、
ファントムシュートまで再現するのが
熱すぎたw
この試合で惜しい点は、
負傷戦だったことですかね。
私は基本的に、
両チームとも全力全開で
戦うシーンが好きです。
主力選手がケガを推して出場して
苦戦するという展開が
あまり好きではありません。
控え選手の出番が増えたり、
チームの総合力を見せたりする
演出において、
主力選手がケガで出られないというのは
アリだと思うのですが。
(ジャイアントキリングなど)
しかし、主人公チームって
だいたい出場選手がギリギリだったり、
主力選手と控え選手に大きな差があったり
するので
負傷戦が面白くないんですよね。
誠凛は木吉の加入で水戸部や小金井がお役御免。
と思いきや
木吉は足の負傷があるので、フル出場できない時がある。
黒子もミスディレクションの都合上、フル出場できない。
↓
水戸部や小金井にも出番がある。
という展開はチーム総合力が見られて良いですが。
(土田先輩www出番なしwww)
黄瀬は負傷を抱えており、
4回戦で灰崎にやられてさらに悪化した。
そのため、誠凛戦では一時期ベンチに下がり、
その間に誠凛が大量加点して海常を大きく引き離す。
主人公チームはだいたい敵に先制されて
追い上げる展開が普通ですが、
逆に追いかけられる展開になるという。
スラムダンクでも陵南(再戦)でありましたっけ。
監督が我慢できずにトラブルでベンチに
引っ込めた主力を試合に出す展開。
スラダンでは4ファウルの魚住を投入。
黒バスでは負傷して残り2分しか
戦えないはずの黄瀬を投入。
このあたりの展開が似すぎていて
若干パクリっぽく見えなくもない。
復帰後の黄瀬が、インターバルがあったせいなのか、
パーフェクトコピーの適応時間が伸びているのは
脅威でしたね。
最初に3分使って残り2分のはずが、
最後まで(4分)維持するという。
ひょっとして黄瀬が成長して、
パーフェクトコピーを
フルタイム維持できるようになったら
最強すぎじゃね!?
と思えたw
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第1位
残るキセキの世代が1人しかいないから、
1位がどこかはもうわかりきっていたと思いますがw
私が最も印象に残ったベストバウトは
ウィンターカップ1回戦の桐皇です。
誠凛がボッコボコにされた
インハイ予選の方じゃないよw
そういやウィンターカップで初対戦する
陽泉と洛山以外は全部再戦ですなw
今回は青峰がサボらずに
試合開始から出場するというw
それだけで脅威ですわw
序盤は様子見の段階から、
青峰が徐々に本気モードに入り、
なおかつ桃井のチートデータも加わり、
3Qあたりからジリジリと差を広げられます。
桐皇って青峰抜きでも結構強い、
というのがね。
ポイントガードの今吉が凶悪w
無冠の五将の花宮にも
一目置かれていますしね。
(今吉も花宮をかなり意識している)
会話の流れ的に、
今吉と花宮は同じ中学出身では?と
思いますが、
この2人が一緒にいるチームとは
戦いたくないわwww
個人的に納得がいかないのは、
木吉が若松相手に制空権を握れないところかな。
どうした無冠の五将!?
一般人に競り負けてどうすんよ!
このあたりからかな。
無冠の五将、あんまり凄くない説
が出始めたのは。
洛山にいる3人も無茶苦茶凄いわけでもないしね。
この試合は青峰の凄さを
まざまざと見せつけられる内容でした。
前回の対戦では木吉がいなかったし、
黒子も新技を持っていなかったから、
青峰のいる桐皇相手でもかなりいけると思いきや。
木吉が若松と互角未満な点はともかくw
☆イグナイトパス廻
従来のイグナイトパスに回転を加えることで、
パスカット相手の手を弾き飛ばす。
(何故か味方に届く時には弾かれない)
↓
青峰に2回目であっさり攻略される。
☆バニシングドライブ
マークマンを火神に視線誘導させ、
その瞬間にドライブすることで
まるで消えたように感じて
抜き去るドライブ。
↓
中学時代、コンビを組んでいた青峰は
黒子の癖が読み取れるので、
目を閉じることで視線誘導されずに
黒子のドライブを止める。
☆ミスディレクションオーバーフロー
ミスディレクションが切れることで、
逆に黒子本人に視線を誘導することによって、
他のメンバーにバニシングドライブと
同じ状態を付加する究極の切り札。
これを使うと同じ対戦相手には
二度と普通のミスディレクションすら
使えなくなる禁忌の技。
黒子はこれを青峰がシュートする寸前に
視線誘導させることでシュートの成功率を下げる。
↓
青峰がゾーンに入ったことで
その程度ではシュートが落ちなくなる。
黒子が3つも大技を繰り出したというのに、
青峰がことごとくその上を行くという展開w
ぱねっす、青峰さん超ぱねっす!
最終的には火神もゾーンに入り、
青峰と対等に渡り合い、
先にゾーンに入った青峰がガス欠になって
勝利をもぎ取りました。
全力で戦い相手もそれに応じてパワーアップし、
ガチンコ勝負が激しかったこの1戦が
私のベストバウトとなりました。
ただ一言、言わせてもらいますが、
私は実はゾーンはあまり好きではありません。
(´・ω・`)
パワーアップするのはいいのだけど、
なんかスーパーサイヤ人っぽいのがね。
どんなに劣勢でもゾーンにさえ入れば
逆転できるんじゃね?
という戦術度外視の展開になるため、
どうもしっくりこないというか。
エリアの騎士でも
主人公のお兄ちゃん降臨中のチートっぷりが
試合展開としてなんか卑怯だな
と思っていましたし。
(これはサッカー漫画ですけど)
陽泉戦は木吉がベンチに下がった後、
火神がゾーンで無双して追い上げましたしね。
準決勝の海常戦は
火神が最後までゾーンに入らなかったのがグッド。
決勝の洛山戦では
序盤にゾーンに入るも赤司の天帝の眼で
集中力を乱されて強制解除を食らう
シーンは良かった。
ただその後、終盤にゾーンvsゾーンになるところが
マイナス評価になり、その点も踏まえて
洛山戦が3位、海常戦が2位になっていますね。
以上で、この記事を終了とします。
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