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Channel: 慢性的厨二病患者モキエル
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アニメ感想 クラスルーム☆クライシス

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Wikiより抜粋

太陽系の各惑星がテラフォーミングされ、
そこに地球各国の領土が設定され、
多くの人々が定住するようになった時代。

火星に建設された日本の新たな都道府県の1つ、
第四東京都の霧科市(きりしなし)にある
「霧科科学技術学園」には、
一風変わったクラスが存在していた。

ここに所属する生徒は、昼は学園で学び、
放課後は学園の経営母体である
「霧科コーポレーション」の社員として
発展型試作ロケットの開発に携わっていた。

それが「先行技術開発部 教育開発室」、
通称「A-TEC」(エイテック)である。

ある日、A-TECにやってきた1人の転校生、
霧科コーポレーションの経営者一族の1人・霧羽ナギサは、
室長・瀬良カイト以下のA-TECメンバーに
自分が新たに先行技術開発部長に就任したことと、
多額の予算を費やしながら一向に成果が上がらない
A-TECのリストラを宣告する。




研究者の研究欲思考
企業の利益重視思考
相反するものですからねー。

研究には費用が必要で、
研究を進めるためにはスポンサーが必須。
スポンサーは出資しているのだから、
研究成果を横取りする権利がある。


特に企業優先の日本ではよく揉めます。
日亜化学の発光ダイオードも揉めましたからねー。

企業に雇われている研究者が
特許を取れる発明をした。

しかし研究をしている間、
企業はその研究者の給料を払っている。
研究にかかる費用も企業が出資している。


完成した特許製品は研究者のもの?
それとも企業のもの?

これは非常に難しい問題だと思います。


その特許製品で今後見込める収入を計算して、
企業が研究者から特許を買い取るのが筋ですが。

*研究者
俺がいなきゃ作れなかったんだぞ!?

*企業
我々が出資しなきゃ
そもそも作ることすら
できなかったじゃないか!


どちらも我が強いというか
貰いたがるから揉めるw




おっと、話が逸れていっていますねw

序盤のストーリーは
研究費を食いつぶすだけで採算が取れない
A-TECを経営陣が解体しようとする流れ。

霧科コーポレーションはもともと、
霧羽と科宮の2人でロケット開発をしたことで
生まれた企業ですが、
経営者側となった霧羽は科宮を疎んじるようになり、
科宮の名前をグループから排除したいと
考えるようになりました。

A-TECの活動理念は
その科宮から生まれているため、
経営陣はことさら潰したがっていると。



序盤は
霧科コーポレーションからA-TEC潰しを命じられ
派遣されてきた霧羽ナギサと、
A-TECを守ろうと奔走する瀬良カイトや生徒たちが
対決する展開。


しかし真実はもっと残酷だった。

序盤は企業と研究者の対立構造をメインに、
終盤は政治的な黒い話へ変貌するこのアニメ。

採算が取れていないから予算を圧縮して
A-TECを解体に追い込む。


これなら、まだわかる。

その圧縮したはずの予算を
帳簿上はA-TECが使ったことにして、
裏で政治献金にする。


糞すぎる!
マジ氏ね!



私はそもそも政治献金が理解できないw

個人や企業が政党に金を渡すのが献金。
政治屋個人に金を渡せば贈賄罪(ワイロ)。
どっちも同じじゃんwww

スポーツの世界にスポンサーがつくように、
政治献金は政界におけるスポンサー
という
言い訳がまかり通っているわけね。

献金提供側は政党に見返りを求めてはいけない
なんてことが書かれていますが、
タダで金をやるバカがどこにいるの?
そこには必ず利権が生まれる。

どう考えても個人より企業の方が
多くの金を提供しやすい。

企業優遇の政治をする。

労働者は泣きを見る。

クソッタレ!

企業が稼いだ金は
労働者に還元すべきもんだろーがよ!



政治献金については、
政治に金が必要というのならしょうがないとして、
どの企業(個人)がどの政党に
どれだけの金を投じたかを
全国民がわかるように通帳オープンにすべきでしょう。


明らかに糞な政党(政治屋)に金を渡すような
糞企業がいれば、
その企業からの不買運動という形で
国民は反抗できるようになるからね!





作中では組合側が応援している党が勝利し、
与党になるわけですが、
その直後に敵対していた党と
大連立するというね。

クッソ腹立つわこの展開!

一度選挙に通ってしまえば
政党(政治屋)は好き放題できる。
マニフェスト無視も平気でやってのける。

これ、詐欺だよね?
なんで詐欺罪で逮捕できんの?


マジでデスノートが必要としか思えないわ。

とまあ、アニメ作品で
こういう政治の黒い部分を描写したのは
評価に値しますね。

尻切れトンボだけどw



続いてキャラについて。
ここからは超ネタバレ。

職人肌の瀬良カイトと対をなす
もう1人の主人公、霧羽ナギサ。

霧羽家の人間ですが、
母親が科宮一族という、
霧羽家にとっては目の上の瘤w

2人の兄(とくに霧羽ユウジ)は
ナギサの存在を疎んでおり、
幼い頃からナギサは
虐待を受けて育ってきた。

ナギサは表面上ではユウジに従いながらも、
水面下では霧羽家への復讐を目論んでいた。

まあ、それは霧羽カズヒサに阻止されちゃいますがw


驚いたのは、
本当の霧羽ナギサは、
A-TECの生徒の白崎イリスだったことw


ナギサはナギサではなく、
科宮家に仕える一族の人間だったことw


それだけにこの設定が
きちんと描かれないまま
終わったのが残念です。



A-TECが霧科コーポレーションから
独立してざまーwww

って、これは勝利といえるのだろうか?

最後、すごく投げやりな終わり方だと思いました。



物語のキーパーソンになるはずの
白崎イリスはいまいちでした。




カイトの妹、瀬良ミズキは
ヒロインしていましたねー。


あとの生徒たちは知らんw





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